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中・高校生の
スポーツ傷害ブログ

中・高校生のスポーツ選手に多い怪我(59) …打撲(改訂版)

<打撲とは>

=打撲は転倒・衝突・接触等により、体の一部を強く打ち付けることで、皮下組織(筋肉や脂肪等)を損傷したものです。特にスポーツでは、サッカーやラグビー・バスケットボール等、選手同士が激しくぶつかり合うコンタクトスポーツで多く発生します。

 

<打撲の症状>

=打撲の主な症状は、腫れ・疼痛・熱感です。一般的に打撲をすると、皮下組織(筋肉や脂肪)を傷つけて出血する為、皮下に青黒い出血斑が出現し腫れが出てきます。軽度の打撲であれば、冷湿布を貼り圧迫固定を行うことで、たいてい1週間から10日程度で治癒します。但し、関節周囲の打撲では、関節が可動する度に傷ついた皮下組織も一緒に動く為、関節周辺以外の打撲よりも多くの出血や腫れが発症しやすく、重症化しやすい傾向にあります。更には、その出血した血液が線維化していく過程で、関節組織が部分的に癒着したり、しこり状の瘢痕組織が関節の機能を妨害することで、関節の句縮をきたす場合があります。

<打撲の対処法>

=打撲の症状は「急性期」と「慢性期」の2つに分けられます。一般的に受傷日より3日~5日が「急性期」、それ以降は「慢性期」と言われています。感覚的には、打撲箇所に強い痛みや熱感を感じたり、腫れがある場合は「急性期」、また強い痛みや熱感がなくなってきた場合は「急性期」に移行してきます。

―応急処置―

  1. 安静(Rest)…打撲箇所を出来るだけ、動かさないこと。
  2. 冷却(Icing)…打撲箇所を氷嚢等で冷やします。(冷やすことで、毛細血管が収縮して、腫れや内出血、痛み等が抑えられます。)
  3. 圧迫(Compression)…包帯やテーピング等で、打撲箇所を適度に圧迫しながら固定し、腫れや内出血を予防します。
  4. 挙上(Elevation)…打撲箇所を心臓より高く挙げることで、内出血や痛みを抑えます。

<泉の杜整骨院での治療>

=泉の杜整骨院では、早期のスポーツ現場への復帰を目標に各種物療機器(SSP、超音波、マイクロ波等)を利用し、瘢痕等を残さないように治療にあたります。併せて、血流の改善や硬くなった関節の可動域を基の状態に戻す為のマッサージやストレッチ指導等も行っております。

スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。 

 

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