後脛骨筋腱損傷とは?
後脛骨筋腱は、筋肉と腱から構成されており、筋肉はふくらはぎから始まり、腱に形を変えながら足底へと向かいます。腱は足関節の内果下にある腱鞘を通って、足内側の舟状骨に付着します。
(タカラマラソンクラブ様より参照)
後脛骨筋腱の働き
後脛骨筋腱の主な動きは、正常な足のアーチを維持することです。ランニングやジャンプ等で、着地する際に土踏まずが潰されるのを助け、身体への衝撃を和らげるクッションの役目を果たしています。
後脛骨筋腱炎の症状
ランニングやジャンプ、ウォーキング等で過剰に後脛骨筋腱に負担がかかることで、内くるぶし下部周辺に痛みが出ます。尚、症状が悪化し、腫れや痛みが強くなると、立ったり歩いたりすることも困難になってきます。通常は、つま先立ちで痛みがあり、後脛骨筋腱の完全断裂では、つま先立ちは出来ません。
後脛骨筋腱炎の治療
痛みの症状が強ければ、安静を指示しアイシングをメインに治療を行います。その後症状を見極めながら、マッサージやテーピング、インソール等を使用し足にかかる負担を軽減させていきます。また同じ怪我を繰り返さないように、ストレッチや筋肉の強化方法についても指導しています。
ミューラージャパン公式コラム<後脛骨筋へのキネシオテープの巻き方>
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。