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中・高校生の
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中・高校生のスポーツ選手に多い怪我(54)…足底部(各アーチの痛み)

足底部には「内側縦アーチ(土踏まず)」・「外側縦アーチ」・「横アーチ」の三つのアーチがあり、それぞれ足底筋群やふくらはぎから伸びている後脛骨筋、長腓骨筋などによって構成されています。これらがバネのように作用して、体にかかる地面からの衝撃を和らげています。

 

<各アーチの崩れ(低下)について>

1)内側縦アーチの場合

…内側縦アーチとは、足底内側の縦方向に走る最も大きなアーチで、主に3つの型に分けられます。

 ◦ナチュラルアーチ型⇒正常足

 ◦ハイアーチ型⇒土踏まずが上方向に急なカーブを描く

 ◦フラット型⇒土踏まずが無い状態(扁平足)

特に扁平足の状態では、地面からの衝撃が吸収しづらくなります。また足が疲れやすくなり、長時間の立位が辛かったり、足底やふくらはぎ等に痛みを感じやすくなったり等、様々なトラブルの原因となります。 

2)外側縦アーチの場合

…外側縦アーチとは、足底外側の縦方向にあり、踵(かかと)から、小指の付け根付近を結ぶアーチです。外見上は平に見えますが、わずかに中足骨部分が持ち上がり、アーチをわずかに形成しています。立位・片足立位など、体のバランスをとる為にはとても重要な役割を果たします。

 3)横アーチの場合

…横アーチとは、足底の母趾(親指)から小趾(小指)にかけて、横に広がるドーム型のアーチです。このアーチがなくなった足を「開張足」と呼び、足指の付け根の痛みや角質化を引き起こし、タコやウオノメが出来やすくなります。また、外反母趾の原因となることもあります。

 

<足底内在筋のストレッチ>

泉の杜整骨院では、足底部における様々なトラブルに際し、以下のようなストレッチ指導を行っております。

・カーフレイズ


立位で、ゆっくりと踵を持ち上げる動作を繰り返します。ポイントは踵を下げる時に「床につけないこと」・「出来るだけ指先に力を入れること」。尚、床を押すように足の指に力を入れることで、足底の内在筋に効果を発します。

踵を上げた状態で停止し、10秒程度×10セットを目標とします。

・タオルギャザー


足の指を使って、タオルを引き寄せます。ポイントは足の指を伸ばす時に指を広げるように意識することです。足のアーチを保持するのに効果的です。

 

・足のグー・パー運動

足の指をギュッと閉じて「グー」を作り、その後5本指をしっかり開いて「パー」を作ります。最初は指を開く動作が難しく感じられるかも知れませんが、丁寧に開閉運動を繰り返すことが大切です。

 

・ビー玉運動

箱を二つ準備し、片足でビー玉を掴み別の箱に移します。

ビー玉を10個程度準備し、片足5往復を1セットとし2セット~3セットを目標とします。

 

<まとめ>

足底部の内在筋は、足首より下(足部)に収まっている筋肉で、多くの小さな筋肉が複雑に機能しています。泉の杜整骨院では、足底に繋がる下腿部の筋肉(後脛骨筋や長腓骨筋)のマッサージや足底内在筋のストレッチ指導を行うことで、走行の安定性をはかり、可能な限りベストパフォーマンスに近づけられるよう、日々勉強を積み重ねております。

スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。 

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