1) アキレス腱炎とは
➡ランニングやジャンプ等の動作を繰り返すことによって、アキレス腱に炎症が生じる、オーバーユース(使い過ぎ)症候群の一種です。また、アキレス腱はパラテノンという薄い膜でおおわれており、この部分に炎症が生じた場合をアキレス腱周囲炎と言います。一般にアキレス腱炎とアキレス腱周囲炎は同時に発症している事が多く、明確に区別することは難しいと言われています。
2)アキレス腱炎の症状
➡◦踵骨のアキレス腱付着部から2㎝~6㎝上部の痛み(腫脹、熱感等)
◦ランニングの蹴り出し、ジャンプ、爪先立ち等動作時の痛み
◦起床時、歩き始めの際の痛み
◦アキレス腱部の軋轢音(ギシギシ、ザラザラ等)
3)アキレス腱炎の治療
➡初期は「安静治療」が大原則です。その上で症状を見極めながら、患部を固定して足首が動かないようにした方が良いのか、もしくは徐々に動かす為にテーピングやサポーター等を使って半固定状態にした方が良いのかを判断していきます。更に状態を確認しながら、マッサージやストレッチ等の指導を行います。
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。