ハムストリングスとは
大腿部後面に位置する筋肉(大腿二頭筋長頭、半腱様筋、半膜様筋)を総称して、ハムストリングスと呼びます。いずれも骨盤の座骨結節周辺から始まり、膝下の脛骨まで繋がります。主に、膝を曲げたり、股関節を後方に引いたりする筋肉です。
ハムストリング付着部炎とは?
ハムストリングスに過度な牽引力が加わることで、筋腱の付着部である、坐骨結節部に炎症が起こったものです。主に、ランニング等により繰り返される微細な損傷が原因すると考えられています。
ハムストリングス付着部炎の治療
受傷直後で痛みが強い(炎症が強い)場合は、アイシングや固定を行い患部の安静を保ちます。その後、損傷し上手く伸び縮み出来なくなっている筋肉に対して、マッサージやストレッチ、電気治療器を利用し修復をはかります。尚、X線検査は、まず他の疾患(腰椎ヘルニアや変形性股関節症等)の有無を調べるもので、直接的にハムストリングス付着部炎を判断するものではありません。
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。