=スポーツによる臀部(おしり)の痛みを訴えて、患者さんが来院された場合、当院では「腰椎椎間板ヘルニア」もしくは「梨状筋症候群」のどちらかを疑います。特に、片側の臀部(おしり)から大腿部にかけての強いシビレや痛みが伴う場合には、一度提携先の整形外科をご紹介させて頂きます。
その後、「腰椎椎間板ヘルニア」の可能性が低いと判断された場合、当院で「梨状筋症候群」を疑いながら治療を開始します。
◦「腰椎椎間板」ヘルニア➡MRI検査等で確定診断可能
◦「梨状筋症候群」➡X線やMRI検査でも確定診断が難しい
尚、「腰椎椎間板ヘルニア」と「梨状筋症候群」の症状は、とても似ていて鑑別に迷う症状でもあります。
<梨状筋症候群の症状>
=「梨状筋症候群」は、臀部(おしり)の深い場所に位置する梨状の筋肉です。スポーツ(特に繰り返すランニング)等で、股関節周辺の筋肉(外旋筋)を使い過ぎることで、筋肉が疲労し柔軟性を欠くことにより、坐骨神経を圧迫して、臀部(おしり)や大腿部にシビレや痛みを引き起こすと言われています。
<梨状筋症候群の治療>
=物療機器及びマッサージで、梨状筋だけでなく、その周辺の筋肉(股関節伸筋群)の緊張を取り除きます。併せて、梨状筋症候群の状症に有効なストレッチを運動前後に行うように指導し、症状の改善と怪我の予防をはかります。
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。