◦熱中症とは
➡高温な環境が原因となって生じる障害の総称で「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4つに分類されています。
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参考ページ:日本スポーツ協会サイト
◦熱中症の症状と重症度分類
◦熱中症に対する現場での対処方法
- スポーツ活動を中止し、涼しい場所やや足を高くして寝かせ,水分を摂取させる為に移動する(できれば空調が効いた部屋)
やや足を高くして寝かせ、水分を摂取させる - 以下の症状の場合は救急車を要請する
意識や反応がおかしい、自力で水分摂取ができない、時間経過とともに症状が悪くなるなどの徴候があれば、救急車を要請し病院へ搬送 - 救急車到着までは、以下の方法で周囲の人間が協力し、体の冷却に努める
冷水で体表面を濡らし、板やタオルで送気する。体表面の水分が蒸発したら、また冷水で濡らし送気する。 これを繰り返す。首や太ももの付け根、腋の下をアイスバッグで冷却する。
◦熱中症を防ぐコツ
気温に注意する
熱中症に関して言えば、気温 28 度以上が警戒域となります。31度以上の環境下では、リスクが高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避けましょう。35度以上の環境下では、運動は原則中止です。
参考:(公財)日本体育協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2013)
無理をしない
「体調が悪いのに無理をした」「レギュラーになりたくて無理をした」「試合本番なので無理をした」。ケースは様々ですが、無理に運動をすると熱中症が重症化しやすくなります。熱中症を避けるためには、無理をしない・させないことが大切です。
服装に気をつける
なるべく薄着を心がけ、通気性の良いものを着用します。速乾性のウエアなどは、汗が乾くのが早く体温を奪いやすくなるため、おすすめです。防具をつけるスポーツでは、休憩中に防具や衣服を緩め、できるだけ熱を逃がしましょう。
休憩は頻繁に
夏場のスポーツ時には、15~20分に1回の休憩でも少なくありません。休憩は「上昇した体温を下げる」「水分を補給する」の2つの目的を意識しましょう。風通しの良い日陰で涼むだけでなく、冷たいタオルで汗を拭ったり、着替えたりすると、より体温を下げやすくなります。
汗を補うための水分補給
熱中症における水の使い方は2通りあります。そのひとつが飲み水。失われた汗を補うイメージで、0.1~0.2%の塩分を含んだものをなるべくこまめに飲みましょう。温度は5~15度程度の冷たすぎないものが吸収が良くおすすめです。
水を使ったクールダウン
もうひとつの水の使い方が、体を冷やすための水。激しい運動のあと、冷水に浸かって体温を下げる「クールバス」のような水の使い方が、最近では認められてきています。そこまでできなくても、ホースなどを使って、顔や体を冷やすことでもOK。練習のあとは、火照った体を冷やし、体温を下げることで熱中症を回避しやすくなります。
参考ページ:クリティアの熱中症予防より
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。