➡友人の車を運転中の事故であっても、自分が加入する自動車保険に「他者運転特約」が付いていれば、自分の保険で事故による損害を補償することが出来ます。尚、「他者運転特約」は殆どの自動車保険において、自働的にセットされていることが多いようです。
他者運転特約の補償について
➡補償内容に関しては、自分が契約している自動車保険の補償内容とほぼ同一となるのが一般的です。但し車両保険については、借りた車の時価額が限度となる為、車両保険の補償範囲が限定されたタイプの保険では、補償の対象外となる場合もあります。勿論、自分の自動車保険に車両保険を付けていなければ、友人の車(借りた車)の損害を保険でカバーすることは出来ません。尚、自分の車での事故同様に「他者運転特約」を利用した場合、自動車保険の等級はダウンします。しかし、所有者である友人や知人の保険等級には影響しませんので、自動車保険の保険料部分に関しては迷惑を掛けずに済みます。
他者運転特約が付いていない場合
➡一般的に自動車保険では、補償対象となる車が限定されています。その為、友人や知人の車を運転中に交通事故を起こした場合、借りた側に「他者運転特約」等が付保されていなければ、車の所有者である友人や知人が加入している自動車保険を利用して、損害を補償することになります。その際、保険等級も翌年度から3等級ダウンしてしまいますので、併せて保険料も上がってしまいます。すなわち、借りた人の事故によって、貸した人(友人・知人等)は、翌年度から高い保険料を支払うことになってしまいます。
まとめ
➡友人や知人の車を借りて運転する時には、交通事故後に友人や知人に経済的な負担を掛けない為にも、借りる側が万が一の事故に備え自動車保険「他者運転特約」等の補償を準備することが一番大切です。尚、自分の車が無い人は「1日自動車保険」や「ドライバー保険」等で補償に備えることが出来ます。最後に「他者運転特約」等の詳細について、お知りになりたい方は、ためらわず「泉の杜整骨院」へご連絡下さい。提携する「保険代理店」と連携を取りながら、ご対応させて頂きます。