※自宅マンションのエントランスホールから出てすぐに、横からきた自転車に追突され、転倒した事例。
⇒自転車は道路交通法上、車両に分類され交通事故を起こした場合の損害賠償請求は、自動車と同じです。例え、子供が自転車を運転していたとしても、多額の損害賠償を命じられた判例もあります。尚、自転車には自賠責保険がありませんので、自転車保険(任意保険)に未加入であれば、怪我の治療費や慰謝料等は、相手方に直接請求するしかありません。
{自治体にもよりますが、自転車に乗る人の約3割~4割程度が自転車保険(任意保険)未加入と言われています。}
<自転車事故による損害賠償責任に備える保険>
◦個人賠償責任保険
・・・自転車事故だけでなく、日常生活における事故も補償対象となります。買い物中に商品を壊した、飼い犬が他人に噛みついて怪我をさせてしまった場合等も補償の対象となります。
◦傷害保険
・・・自分自身の怪我を補償する保険です。自転車事故のみならず、スポーツ中の怪我や日常生活での怪我も補償対象となります。
◦自動車保険(人身傷害保険)
・・・人身傷害保険は、自動車に搭乗中の保険ですが、殆どの場合本人や家族が自転車に轢かれる等の交通事故も補償対象となります。(保険会社との契約内容によっては、稀に補償外の場合もありますので、ご注意下さい。)尚、人身傷害保険は、自分の過失割合に関わらず、怪我や死亡による実際の損害額を保険金額内で受け取ることが出来る、とても重要な保険です。
「まとめ」
自転車の運転は、免許習得の必要もなく、だれでも簡単に乗ることが出来ますが、おもいのほか大きな事故に発展してしまう場合が多々あります。相手(被害者)を守る為、如いては自分を守る為にも自転車保険(任意保険)への加入をお勧めします。尚、自分の加入している自動車保険(人身傷害保険)からも補償を受けられる可能性があることを理解しておきましょう。
交通事故に伴う「むち打ち」等の治療は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へ