<足関節捻挫とは?>
足関節捻挫とは、足の構造上その殆どが内側にひねって発生することが多いようです(内反捻挫)。スポーツによる外傷として最も多く、足関節の内返し強制による外側靭帯損傷の事を言います。足関節の外側靭帯は「前距腓靭帯」「踵腓靭帯」「後距腓靭帯」の3つの靭帯で構成され、通常の内反捻挫で損傷する靭帯は「前距腓靭帯」と「踵腓靭帯」で「後距腓靭帯」は重度の捻挫で、一部に損傷を認めることはあっても完全断裂はまれのようです。
<足関節捻挫の症状>
損傷度合いによって、症状は様々です。一般的には、足関節外果前下方部分を中心とする疼痛と腫脹がみられ、圧痛点が「前距腓靭帯」や「踵腓靭帯」部分に見られます。症状によっては、安静時や歩行時の痛みがみられます。
<足関節捻挫のリハビリテーション>
※急性期(受傷後約1~2週間)~炎症を抑える~
◦受傷直後はRICE処置(Rest=安静,Ice=冷却,Compression=圧迫,Elevation=拳上)を行います。
◦捻挫の重症度によって包帯固定、サポーター固定、ギプス固定等を行います。
※回復期(急性期経過後から約3ヶ月)~足首の動きと筋力の回復を図る~
◦固定がはずれれば、本格的なリハビリの開始です。
◦固定をはずした後も、しばらくは捻挫したときと同じ動き(足首を内側に捻る)は控えます。
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。