◦スポーツ選手における腰椎分離症とは!
⇒スポーツ動作で繰り返される、腰を反らしたり・捻ったりする動きで、腰に過度のストレスがかかり発症する疲労骨折と言われています。野球選手でしばしばこの症状が散見されるのも、打撃やピッチング動作などで腰を捻ることが多いことが挙げられます。また、一般に第5腰椎での発生率が高いという特徴があります。

<ザムスト公式オンラインより参照>
◦「腰椎分離症」が進行すると→「腰椎分離すべり症」へと移行する場合があります。
⇒「腰椎分離すべり症」は腰椎の椎体が前方にすべっている状態のことを言います。尚、一つ下にある椎体に対して半分以上ずれてしまうと重篤化し、ずれた椎体が骨髄や神経根を圧迫し腰痛やシビレ、さらには運動麻痺などを生じさせる可能性があります。
◦腰椎分離症の治療
⇒泉の杜整骨院では、成長期の子供達が腰痛を訴えて来院された場合、まずは分離症を疑います。問診において、外傷の有無や疼痛の特徴などを把握した上で、状態によっては提携先の整形外科を受診頂くこともあります。その上で、まずは日常生活を見直し、コルセットなどにより患部の安静をはかります。その後、状態を確認しながらストレッチや体幹トレーニングなどを開始します。
◦まとめ
⇒腰椎分離症で一番重要なことは、早期発見と早期治療です。早期発見により早く治療を開始することで、スポーツの現場復帰も早まります。尚、整骨院においては、腰椎分離症の確定診断は難しいと考えております。従って、腰椎分離症の可能性のある患者さんには、こちらで紹介状を準備し一度整形外科を受診するようお願いしております。その後、状態を確認しながら治療を進めることが、患者さんにとって一番ベストな選択だと考えております。


スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。

