[モートン病とは?]
モートン病は、足の裏側で指の付け根に生じる、痛みを伴う疾患です。特に足の指の第三趾と第四趾(中指と薬指)の間に発症することが多いようです。
[モートン病の主な原因]
- 長時間のつま先立ち
- 過度なランニング
- 外反母趾等の骨の変形
- 誤ったサイズの靴選び
- 必要以上の靴ひも等の締め付け
- 足底アーチの乱れ
[モートン病の治療]
モートン病は、足底の神経が締め付けられることによって発症します。従って、まず足底の神経の締め付けを取り除くことを第一に治療に取り組みます。
1)インソールの利用
=足底に合せたインソールで、横アーチ・縦アーチをサポートし、足先への負担を軽減させます。
2)足にフィットした靴の利用
=特に前足部が狭いと、常時指の間の神経が締め付けられてしまう為、注意が必要です。
3)テーピングの利用
=横アーチを強化するようにテーピングを施すことで、本来の足底の形状を保たせます。
[モートン病に有効な運動やストレッチ]
モートン病は、足底前方の横アーチの低下が大きな原因と言われています。その横アーチの修正と悪化防止の為、アーチを形成する足部内在筋(足裏全体にある筋肉)の運動や、アーチの低下をまねく一因と言われる、足首の硬さを改善する為のストレッチを行います。
◦ビー玉を足の指で挟み込むトレーニング
◦足趾把持筋力トレーニング(タオルギャザー)=踵をつけた状態で全ての指を使う。
◦テニスボール等を使ったセルフマッサージ
スポーツ障害による怪我は、仙台市泉区八乙女の「泉の杜整骨院」へご来院下さい。